会社概要
イッセ・スノーソックス誕生秘話
ISSE(イッセ)は、2003年にスペイン・バルセロナにて誕生いたしました。ブランド名「ISSE」は、当時の発明者である Isaac(イザック)氏と、その友人 Sergio(セルジオ)氏の頭文字を組み合わせて名付けられたものです。
バルセロナ近郊は温暖な気候に恵まれておりますが、寒波の影響により降雪や路面の凍結が発生することもあり、こうした環境下では、特に寒さに不慣れな人々にとって輸送活動が大きな課題となっていました。
イッセの創業家は当時、繊維工場を営んでいましたが、ある雪の日、工場から倉庫へと向かうフォークリフトが氷雪によりスロープでスリップし、作業に支障をきたす事態が発生しました。この出来事をきっかけに、「スロープに布を敷くことで摩擦を生み、スリップを軽減できるのではないか」というアイデアを思いつき、実際に試したところ、スリップが大幅に抑制されることが確認されました。
その後、さらなる試行錯誤を重ね、布を地面に敷くのではなく、車両に直接装着する“ソックス型”の製品としての進化を遂げ、スペインを代表的する布製タイヤチェーンの国際的なブランドとして成長しました。

ジョルディ・アギレラ
JORDI AGUILERA
スペイン・カタルーニャ州のサバデル生まれ。何世代にもわたって繊維産業を営む家庭に生まれる。経済学を専攻し、監査と税務を専門とする。イザック、セルジオの2名とともにイッセ社を立ち上げ、CEOとしてイッセ・スノーソックスの発展に全力を注ぐ。

アーサー・シュワルツマン
ARTHUR SCHWARTZMANN
フランス生まれ。フランスとコロンビアの二重国籍を持つ。ビジネススクールで学び、世界中を旅したのちにバルセロナに定住。イッセ社に加わり、現在は輸出部長として海外でのイッセ・スノーソックスの普及に努める。
イッセについて
イッセは 2003 年、三代続く繊維メーカーの技術を基盤に創業しました。冬季に工場スロープが凍結しフォークリフトが立ち往生した経験から「滑らない布」をタイヤに被せるという着想が生まれ、試作品は期待以上の効果を実証。その後も研究開発を重ね、現在の高耐久ポリエステル製タイヤチェーン、”イッセ・スノーソックス”へと進化しました。
イッセ・スノーソックスは、乗用車・バン・SUV・トラック・バス・産業機械まで幅広い車両に対応する布製タイヤチェーンの国際リーディングメーカーです。独自に開発した2種類の高強度ポリエステル生地を採用し、氷雪路面で優れたグリップ性能と簡単な装着性を実現しました。経年劣化の心配がなく、長期にわたり安心してご利用いただけます。
当社の特許技術はタイヤと路面の摩擦を最適化し、凍結路・圧雪路での走行安全性を大幅に向上させます。スペイン本社を拠点に、フランス、ポルトガル、アンドラ、米国、英国、中国、カナダ、ドイツ、ギリシャ、ニュージーランド、日本、アルゼンチン、チリ、イタリアなど各国で販売実績を築き、世界市場で確固たる信頼を獲得しています。
また、Volvo Group、BMW、Mercedes-Benz、Goodyear など世界的自動車・タイヤメーカーの純正アクセサリーとして採用されていることが、品質と耐久性が高い証です。
装着時・走行時の静粛性は雪道を走るドライバーから高い支持を受けており、ホイールやフェンダーを傷つけにくい構造はクリアランスの狭いスポーツカーオーナーの皆様からご好評をいただいております。さらに、静粛性に優れ短時間で簡単に装着できますので、女性ドライバーや週末ドライバーの方々からも高い評価を得ています。
今後もイッセは、布製タイヤチェーンをはじめとする革新的な雪道ソリューションを通じて、世界中のお客様の安全かつ快適なモビリティに貢献し続けます。